ボーズグラッドラグスから’Bo’s Glad Rags Midsummer 2022 vol.1のご紹介
こちらは”Mid 1950s Style Medium Weight Cotton Pocket Tee”になります。
モデル名は「”N. W. A. WORLD’S HEAVYWEIGHT CHAMPION TITLE BELT” S/S PRINTED POCKET T-SHIRT
(“NWA ワールドヘヴィウェイトチャンピオンベルト” ショートスリーブプリントポケットTシャツ)」
カラーは「WASHED-OUT WHITE」
使用素材は「100% Cotton Medium Weight」を採用

【”N. W. A. WORLD’S HEAVYWEIGHT CHAMPION TITLE BELT” S/S PRINTED T-SHIRT】
1954年にミズーリ州セントルイスのキール・オーディトリアムで開催された“シューターズ・カーニバル”の
リングサイドでセコンド・スタッフが着用するために用意されたプロモーションTeeのデザインをアレンジしました。
中央には初代のN.W.A.World’s Heavyweight Champion Belt、通称“テーズ・ベルト”が燦然と輝いています。
フロント無地のポケットTeeです。あえてバックのみにプリントを施すのは、
リング上の戦いに注がれる観衆の視線を計算したデザインだからで、
観衆に背中しか見せないセコンドに前向きの柄は必要なし…というまさにアメリカ式合理性の賜物でしょうか。
シューターというのは“Catch-As-Catch-Can”スタイルのレスリングが、
現在の“プロレス”に変幻してゆく過程で生まれた非常に興味深いカテゴリー。
“シュート”というのは、言って見れば“ガチ”。
“シューター”は事前の筋書きや暗黙の了解、忖度のようなモノを反故にしてガチで相手を潰しにかかるレスラー。
問題児だが真のファイターという意味の尊敬語です。
1940年代末から60年代にかけて、セントルイスを拠点にアメリカンレスリングの最初の黄金時代を築いたN.W.A.
（National Wrestling Alliance）にはパット・オコーナー、アントニオ・ロッカ、キラー・コワルスキーなど、
綺羅星の如きスタアレスラーがいっぱい。
その頂点には最後のシューターとも呼ばれた鉄人、
あのバックドロップのルー・テーズが世界ヘヴィ級チャンピオンとして君臨していました。